道満斗羅（グリーンボトル）

ラベルの雰囲気から、さつま無双のギルドシリーズかと思ったのですが、違いました。

王手門酒造という、名蔵の商品です。

王手門といえば、銀滴とか、超不阿羅王とかが有名ですけど。
それでも、社員４名という小さな蔵です。
焼酎蔵、家内工業的生産をしているところが多いです。

黒いボトルの道満斗羅もありますが、こちらは紅芋系の寿芋を使っているようです。

グリーンボトルの道満斗羅は、コガネセンガンです。

裏のラベルの能書きです。
　妙に気になる焼酎がある。聞くと宮崎県の選び抜いたさつま芋を使い、製造から蒸留まで並々ならぬ愛情を込めて造ったものと聞く。飲むと確かに造り手の情熱が伝わり、、胸が熱くなる。
これは、とても貴重な酒だと直感した。
古より、畏敬の対象とされ特にその子において貴いものの象徴とされるある動物のイメージがよこぎった。
この酒あえて一言表現すると「まさにとらの子だね」。

なるほど、虎の子の貴重さがネーミングの由来なのですね。

仕込みは、一次仕込みのみ甕使用とのこと。
麹は、白麹ですね。

ふくよかな味わい、飲み飽きしない味ですね。

アル度２７度。
また、微妙なアル度の設定です。
竹炭の濾過をしているようです。

蒸留で、初だれと末だれをカットしているようですが、無調整なのかどうか、よくわかりません。

水割りでいただいております。
ピリピリ感がなく、大変飲みやすいですね。
お湯割りもおいしいのですが、ちょっと、ピリピリ感というか刺激を感じますので、水割り・ロックの方があっているのかもしれません。

味は、シンプルです。
ちょっと深みが足りないかなぁって気もしますが。

でも、美味しい焼酎だと思います。

☆☆☆☆ですね。

【製造元：王手門酒造合名会社】
【原料：黄金千貫】
【麹：米麹（白麹）】
【蒸留：常圧蒸留（だと思います。】
【アル度：２７度】